利用規約

この利⽤規約(以下,「本規約」といいます。)は,ハイラブル株式会社(以下,「当社」といいます。)がウェブサイト上で提供する⾳環境分析サービスおよび議論分析サービス等のクラウドサービス,当該サービスそれに付随するコンテンツ,ライブラリおよびSDK等ソフトウェアならびに当社が提供するマイクロホンアレイおよび周辺部品等のハードウェア(以下,これらを総称して「本サービス」といいます。)の利⽤条件を定めるものです。登録契約者の皆さま(以下,「契約者」といいます。)には,本規約に従って,本サービスをご利⽤いただきます。

第1条(適用)

本規約は,契約者と当社との間の本サービスの利用に関わる一切の関係に適用されるものとします。

第2条(利用登録)

1. 登録希望者が当社の定める⽅法によって本サービスの利⽤登録を申請し,当社がこれを承認することによって,本サービスの利⽤登録が完了するものとします。当社は,利⽤登録の申請者に以下の事由があると判断した場合,利⽤登録の申請を承認しないことがあり,その理由については⼀切の開⽰義務を負わないものとします。登録希望者が利用登録の申請を行う場合は,登録希望者は本規約に同意した上で行うものとし,登録希望者は本規約に同意したものとみなします。

  1. 利用登録の申請に際して虚偽の事項を届け出た場合
  2. 本規約に違反したことがある者からの申請である場合
  3. 前各号の他,当社が利用登録を相当でないと判断した場合

2. 前項の利用登録の完了により,当社および契約者間で本サービスの利用に関する契約(以下,「利用契約」といいます。)が締結されたものとし,契約者は,利用契約が有効でかつ利用登録された期間(以下,「利用期間」といいます。)において,本サービスを利用することができます。利用期間外である場合,契約者は本サービスを利用することができないものとし,本サービスの利用を直ちに中止しなければなりません。なお,当社および契約者は,当社と契約者間の合意に基づき,延長期間中の条件を定めた上で利用期間を延長することができるものとします。

3. 契約者が,利用期間において,本サービスの利用に関する管理または監督することのできる利用者(以下「利用者」といいます。)に対して本サービスを利用させる場合には,契約者は以下の事項を遵守するものとします。

  1. 契約者は,自己が本サービスを利用する目的を超えて,利用者に本サービスを利用させてはなりません。
  2. 契約者は、利用者に本サービスを利用させるにあたり、契約者の責任で、本規約に定められた事項(第6条に定める禁止事項を含む。)を利用者に遵守させるものとします。本サービスの円滑な利用のために当社が必要な指示を行った場合、これに従うよう指示を行うものとします。
  3. 契約者が利用者に本サービスを利用させた場合,契約者は,当該利用者の行為につき一切の責任を負うものとします。

第3条(契約者IDおよびパスワードの管理等)

1. 契約者は,自己の責任において,本サービスの契約者IDおよびパスワードを適正に管理するものとします。 いかなる場合にも,契約者IDおよびパスワードを第三者に譲渡または貸与することはできません。当社は,契約者IDとパスワードの組み合わせが登録情報と一致してログインされた場合には,その契約者IDを登録している契約者自身による利用とみなします。

2. 契約者が,前条第3項に基づき利用者に本サービスを利用させる場合,契約者は利用者に対して利用者IDおよびパスワードを発行することができ,この場合,発行した利用者IDおよびパスワードを適正に管理するものとします。また契約者は,利用者をして,利用者IDおよびパスワードを適正に管理させるものとします。さらに契約者は,利用者をして,いかなる場合にも,利用者IDおよびパスワードを第三者に譲渡または貸与させてはなりません。当社は,利用者IDとパスワードの組み合わせが一致してログインされた場合には,その利用者IDの利用者またはその利用者IDを管理する契約者による利用とみなします。

第4条(利用料金および支払方法)

契約者は,本サービス利⽤の対価として,当社が別途定めて提⽰する利⽤料⾦を,当社が指定する⽅法により⽀払うものとします。 契約者が利⽤料⾦の⽀払を遅滞した場合には,契約者は年14.6%の割合による遅延損害⾦を⽀払うものとします。当社は,受領済みの利用料金・遅延損害金については,理由の如何を問わず返金致しません。

第5条(解約)

1. 契約者は,利用期間中であっても,解約を希望する月の前月末日までに当社が定める方法により当社に通知することにより,通知を行った月の翌月末日をもって利用契約を解約することができるものとします。この場合でも,当社は,受領済みの利用料金・遅延損害金を返金致しません。

2. 契約者または利用者に,次の各号の何れか一に該当する事由が生じた場合には,当社は事前の通知をすることなく,利用契約の全部または一部を解除することができることとします。この場合でも,当社は,受領済みの利用料金・遅延損害金を返金致しません。また,当社は契約者に対して,違約金,損害賠償等その他一切の責を負いません。契約者は,本項による利用契約の解約があった時点において未払いの利用料金・遅延損害金がある場合には,直ちにこれを支払うものとします。

  1. 利用契約に基づき発生した債務の全部または一部について不履行があり,相当の期間を定めた催告を受けたにもかかわらず,当該期間内に履行しないとき
  2. 契約者または利用者が第6条に定める禁止事項を行ったとき
  3. 登録事項に虚偽の事実があることが判明した場合
  4. 監督官庁により営業取消,停止等の処分を受けたとき
  5. 第三者より仮差押,仮処分または強制処分を受け,利用契約の履行が困難と認められるとき
  6. 破産,特別清算,民事再生,会社更生手続開始等の申立があったとき
  7. 解散の決議,または他の会社と合併したとき 
  8. その他資産,信用,または支払能力に重大な変更,疑義が生じたとき
  9. 前各号の他,当社が本サービスの利用を適当でないと判断した場合

第6条(禁止事項)

1. 契約者または利用者は,本サービスの利用にあたり,以下の行為をしてはなりません。また契約者は,利用者をして,以下の行為を行わせてはなりません。

  1. ⼈権,プライバシー,知的財産権等の当社又は第三者の権利を侵害する⾏為(本サービスに係るクラウドサービス,コンテンツ,ライブラリおよびSDK等のソフトウェアならびにマイクロホンアレイおよび周辺部品等のハードウェアについての当社又は第三者の知的財産権を侵害する行為を含む。)
  2. 個⼈または組織等への誹謗中傷、侮辱、名誉毀損等を⾏う⾏為
  3. 不正アクセスなど不正な操作を⾏う⾏為,サーバへの攻撃など本サービスの運⽤を阻害する⾏為, またはそれらを幇助する⾏為
  4. 公序良俗や社会倫理に反する⾏為、または法律・条例等に違反する⾏為
  5. 犯罪⾏為に関連する⾏為
  6. 本サービスのコンテンツ,ライブラリおよびSDK等のソフトウェアまたはマイクロホンアレイおよび周辺部品等ハードウェアを,複製し,リバースエンジニアリング・解析または改造・改変等する⾏為。ただし,SDKに関して,次項に定める場合はこの限りでない。
  7. 当社のサーバーまたはネットワークの機能を破壊したり,妨害したりする⾏為
  8. 当社のサービスの運営を妨害するおそれのある⾏為
  9. 他の契約者または他の契約者が管理する利用者に関する個⼈情報等を収集または蓄積する⾏為
  10. 自己ID(契約者ID,利用者ID)およびパスワードを自己以外の者に譲渡または貸与する行為または他の契約者または利用者に成りすます⾏為
  11. 本サービスのコンテンツ,ライブラリおよびSDK等のソフトウェアならびにマイクロホンアレイおよび周辺部品等のハードウェアを,当社の同意なく,自己以外の者に譲渡または貸与その他再提供する行為。ただし,SDKに関して,次項に定める場合はこの限りでない。
  12. 当社のサービスに関連して,反社会的勢⼒に対して直接または間接に利益を供与する⾏為
  13. 前各号の他,当社が不適切と判断する⾏為

2. 契約者は,契約者が本サービスのSDK(以下「本SDK」といいます。)を用いて当社のサービスを外部から利用するためのソフトウェア(以下「契約者ソフトウェア」といいます。)を開発する者であって,当該契約者が契約者ソフトウェアを第三者に提供する場合(以下,提供先となる第三者を「本SDK配布先」といいます。),以下の範囲内に限って本SDKに関する権利を有し,かつ以下の事項を遵守する場合に限って本SDKを本SDK配布先に再提供することができるものとします。なお,当社または契約者による本SDKの提供または再提供によっても,本SDKの知的財産権は,契約者または本SDK配布先には移転しません。

  1. 当社は,契約者に対し,以下の権利に限り,本SDKに関する非独占的な権利を許諾します。
    1. ア 契約者が,本SDKを用いて契約者ソフトウェアを開発し,または、契約者自らが契約者ソフトウェアを使用するために,契約者のコンピュータ等の端末上で本SDKを複製し,本SDKを使用する権利。
    2. イ 契約者が,本SDKを契約者ソフトウェアに組み込み,それらを分離できない形式で本SDK配布先に対して提供し,契約者の定める利用条件で本SDK配布先による契約者ソフトウェアの利用を許諾する権利(ただし,本SDK配布先との利用条件は,本SDKに関するこの利用規約の定めと抵触することはできないものとします。)。なお,本SDK配布先が契約者ソフトウェアを利用するためには,本SDK配布先がこの利用契約の契約者の地位を有することを要するものとします。
  2. 契約者は,本SDK配布先に対し,自身の費用と責任をもって,契約者ソフトウェアに関するサポートを提供するものとします。
  3. 契約者は,本SDKの中に,当社以外のソフトウェアの権利者が定める利用許諾条件(GNU General Public license (GPL)、Lesser/Library General Public License (LGPL)を含みますが、これらに限られません。)を伴うソフトウェアが含まれている場合があることを,予め了承するものとします。これらの当社以外の者が権利者となるソフトウェアの利用に関しては,各権利者の定める利用許諾条件に従うものとします。また,契約者は,本SDKに商標その他著作権等の権利標記の表示が含まれる場合,これらを削除したり、外観の変更をしてはならないものとします。
  4. 契約者が以下の事由により第三者(本SDK配布先を含みます。)との間で紛争を生じた場合は,契約者は,自身の費用と責任をもって当該紛争の解決をするものとし、第9条で当社が責任を負う場合を除き,当社は当該紛争に関する一切責任を負わず,かつ当社に一切の迷惑をかけないものとします。
    1. ア 契約者または第三者(配布先を含みます。)が,本SKDまたは契約者ソフトウェアを提供または使用したことに関連して紛争を生じた場合
    2. イ 契約者がこの利用規約に違反し,またはこの利用規約上の義務を履行しなかったことに関連して紛争を生じた場合

第7条(本サービスの提供の停止等)

当社は,以下のいずれかの事由があると判断した場合,契約者に事前に通知することなく本サービスの全部または一部の提供を停止または中断することができるものとします。当社は,本サービスの提供の停止または中断により,契約者,利用者または第三者が被ったいかなる不利益または損害について,理由を問わず一切の責任を負わないものとします。

  1. 本サービスにかかるコンピュータシステムの保守点検または更新を行う場合
  2. 地震,落雷,火災,停電または天災などの不可抗力により,本サービスの提供が困難となった場合
  3. コンピュータまたは通信回線等が事故により停止した場合
  4. 前各号の他,当社が本サービスの提供が困難と判断した場合

第8条(利用制限)

1. 当社は,契約者に第5条第2項の何れか一に該当する事由が生じた場合には,当社は事前の通知をすることなく,契約者に対して,本サービスの全部もしくは一部の利用を制限することができるものとします。

2. 当社は,本条に基づき当社が行った行為により契約者,利用者または第三者に生じた損害について,一切の責任を負いません。

第9条(免責事項)

本サービスは,その性能を完全に保証するものではなく,当社は本サービスの利⽤によって⽣じるいかなる損害についても責任を負うものではありません。当社は本サービスの不適切な利⽤によって被った⼈的・物的損害の補償はいたしません。当社の債務不履⾏責任その他⼀切の責任は,当社の故意または重過失によらない場合には免責されるものとします。当社は,何らかの理由によって責任を負う場合にも,通常⽣じうる損害の範囲内かつ有料サービスにおいては代⾦額(継続的サービスの場合には1 か⽉分相当額)の範囲内においてのみ賠償の責任を負うものとします。当社は,本サービスに関して,契約者と他の契約者,利用者または第三者との間において⽣じた取引,連絡または紛争等について⼀切責任を負いません。また,契約者または利用者が本サービスにアップロードしたデータの保管・保存・バックアップについては,契約者が契約者の責任で実施するものとし,当社はかかるデータの保管・保存・バックアップに関して⼀切責任を負わないものとします。

第10条(サービス内容の変更等)

当社は,契約者に通知することなく,本サービスの内容を変更しまたは本サービスの提供を中止することができるものとし,これによって契約者に生じた損害について一切の責任を負いません。

第11条(データの利用)

契約者または利用者が本サービスにアップロードしたデータは,本サービスの性能向上のため(以下,「本目的」といいます。),当社で保管・利⽤,または本⽬的のために第三者へ提供する場合があります。その場合,当社は当該第三者と秘密保持契約を締結し,本⽬的以外に使⽤させません。契約者または利用者はアップロードしたデータについて著作権および著作者⼈格権を主張しないものとします。ただし,アップロードしたデータは契約者がいつでも削除できます。

第12条(データの消去等)

1. 利用期間または利用契約が終了した場合(終了の事由を問わない。),当社は,当社の判断で,契約者への事前の通知を行うことなく,契約者または利用者が本サービスにアップロードしたデータについて,完全に消去できるものとします。また,利用期間または利用契約が終了した場合(終了の事由を問わない。)には,契約者は,当該データに対するアクセスの権利を失うものとします。

2. 契約者または利用者が本サービスにアップロードしたデータが第6条に違反した行為による場合,当社は事前または事後速やかに契約者に通知して,当該データを削除することができるものとします。

第13条(秘密保持)

1. 契約者は,本サービスの利用に関連して,当社から秘密である旨を明示したうえで開示を受けた秘密情報(以下,「当社の秘密情報」といいます。)を秘密に保持し,当社の書面による事前の承諾なしに第三者に開示・漏洩してはならないものとします。契約者は,当社の事前の承諾を得ずに,本サービスの利用または提供において必要な範囲を超えて,当社の秘密情報を使用等してはならないものとします。

2. 当社は,契約者または利用者が本サービスにアップロードしたデータ(以下,「契約者の秘密情報」といいます。)を秘密に保持し,本規約で特に定めるほか,契約者の書面による事前の承諾なしに第三者に開示・漏洩してはならないものとします。当社は,本規約で特に定めるほか,契約者の事前の承諾を得ずに,本サービスの利用または提供において必要な範囲を超えて,契約者の秘密情報を使用等してはならないものとします。ただし,当社は,本サービスの一部を第三者に委託する場合には,当該第三者に対し,必要な範囲内に限り,かつ本条に定める当社の義務を負わせることを条件に,契約者の秘密情報を開示できるものとします。

当社の秘密情報および契約者の秘密情報には,次の各号に該当するものは含まれないものとします。

  1. 開示(データのアップロードを含みます。以下同じ。)を受ける前に,既に公知であるか,自己において既に保有していた情報
  2. 開示を受けた後に,自己の責によらずして公知となった情報
  3. 正当な権限を有する第三者から取得した情報
  4. 自己が独自に開発または取得したことを証明できる情報

3. 第1項および第2項の定めにかかわらず,当社および契約者は,法令に基づく公権力の発動によって開示を求められた場合には,法令に要求される範囲で,相手方の秘密情報を開示できるものとします。ただし,当社および契約者は当該要求を速やかに相手方に通知し,当該秘密情報の秘密性を保持するために合理的に取りうる手段がある場合には,その手段を取るべく努力するものとします。

第14条(利用規約の変更)

当社は,必要と判断した場合には,契約者に通知することなくいつでも本規約を変更することができるものとします。当該変更後に契約者が本サービスを利⽤した場合,契約者は当該変更に同意したものとみなします。

第15条(通知または連絡)

契約者と当社との間の通知または連絡は,当社ホームページへの掲載もしくは電子メールの送信,その他当社の定める方法によって行うものとします。通知または連絡が当社ホームページへの掲載により行われたときは当該ホームページへの掲載の時点で,電子メールの送信により行われたときは当該メール発信の時点で,契約者に到達したものとみなします。

第16条(権利義務の譲渡の禁止)

契約者は,当社の書面による事前の承諾なく,利用契約上の地位または本規約に基づく権利もしくは義務を第三者に譲渡し,または担保に供することはできません。

第17条(準拠法・裁判管轄)

本規約の解釈にあたっては,日本法を準拠法とします。本サービスに関して紛争が生じた場合には,東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄とします。

以上